山間部の下り坂を走っている時に、緊急避難所というものを見かけたことがあるだろうか?峠道などでもよく見かける緊急避難所。緊急退避所などとも呼ばれ、ブレーキの故障や長い下り坂でブレーキを使いすぎたために、フェード、ベーパーロックといった現象でブレーキが利かなくなった時に、車を道路外に避難させ、できる限り安全に止まれるようにする設備。


いわば下り坂でブレーキが利かなくなった時に車を止めてくれる最後の手段なのです。
では、実際にここを使った場合、車はどういう動きをするのだろうか?本当に車は止まれるのか?
などという疑問に答えるために北海道にある砂利を敷き詰めた緊急避難所でのテスト結果をまとめて
みました。
【テストの方法】
北海道の国道274号・日勝峠にある緊急避難所でテストした。過去にブレーキトラブルなども報告されている場所。こちらの避難所は敷き詰められた砂利の抵抗で車のスピードを落とすタイプ。乗用車、トラック空車、トラック積車、トレーラー空車、トレーラー積車の5台で行い、ブレーキをかけずに緊急避難所に飛び込ませ停止距離を調べた。
・乗用車、進入速度51km 停止距離71m
・トラック空車、進入速度51km、停止距離53m
・トラック積車、進入速度42km、停止距離28m
・トレーラー空車、進入速度48km、停止距離37m
・トレーラー積車、進入速度41km、停止距離32m
【テスト結果で分かったこと】
乗用車は緊急避難所に飛び込んでから71m走って止まった。タイヤは砂利に10cmほど沈み込んだが車へのダメージはほとんどなかった。トラックとトレーラーは車両重量が重いので、砂利に深く沈みこんで抵抗になり停止距離が短くなる傾向が見られた。想像していたよりも車へのダメージは少なく、そして乗用車でもトラックでも確実に止まれた。
テスト車のドライバーは「感覚的には圧雪路でブレーキをかけたような感じで車は徐々に減速し止まる」という。もちろん実際にはブレーキはかけていない。
【エンジンブレーキでトラブルを予防】
緊急避難所を利用する以前に、ブレーキトラブルに見舞われないようにするためには、長い下り坂ではあらかじめシフトダウンし、フットブレーキを使いすぎないようにすることが大切。Dレンジのままで
長い下り坂を降りると、フットブレーキに頼ることになるので、ブレーキの温度が上昇しかなり危険な
状態になるので、必要以上にフットブレーキを酷使しないようにしよう。
もしもの時、緊急避難所に向かう場合は、落ち着いてハンドルを押さえて真っ直ぐに突き進むようにしていれば車は確実に停止してくれる。ブレーキのトラブルが起きても、こういう場所があり、それを有効に使えれば、重大な危険にはつながらないということを頭の片隅でもいいので覚えておこう。


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